ヘアースタイリングのプロ-003(段階的増毛)
本日は、かなり具体的な増毛方法について解説します。
薬品やマッサージなどの方法を大金かけても無意味です。
古来より男性頭部は薄くなるのが運命です。
実際に、育毛などを試してみればハッキリ実感できます。
それでも一縷の望みをかけて、ふさふさにしたい気持ちはわかります。
丁髷を結っている男性の姿は、自然の理にかなった方法です。
現在では、若々しく、ふさふさに出来る技術が確立されていますので
金銭的負担を考慮しないで、蘇らせる方法について
解説します。
既に薄毛を気にしている人が、いきなりかつらを付けて
ふさふさ頭になれば当然周囲からは「かつら」だと批判されます。
周囲の人は、悪気が無くても、話題を提供したいものです。
そこで、周囲にばれない様に少しづつ増毛して、
いつの間にか、ふさふさの若々しい姿にする段取りを説明します。
手法は、以下です。
1.段階的増毛法で時間をかけて少しづつ増やしてゆく。
その間に、かつらを製作する(製作期間は2か月ほど)。
2.出来たかつら装着する。
その場合のもっと具体的な対応方法は以下です。
1.段階的増毛法は、かつらで無く、自毛根本への毛髪結わえ付けや
頭皮に透明ラインを張ってそこに毛髪結わえ付けする手法で実施します。
この場合、透明ライン技術が有る会社が限られます。
2.かつらが出来上がるまでの期間に徐々に毛髪を増やしてゆきます。
これは、店舗スタッフとよく相談して計画します。
そして作成する「かつら」は、張り付けタイプ又は被るタイプかの
どちらかを決めます。
3.金銭的負担を度外視出来る場合には、文句無しで張り付けタイプです。
世の著名人には多くのユーザーが居ますが、
誰一人としてバレていません。
被るタイプのかつらでは、強風や何かの切っ掛けで、
外れることが有り、ばれやすいです。
4.被るタイプのかつらならば、自ら独自にメンテナンス可能です。
かつらの痛みも少ないので、3年以上使用できます。
貼付けタイプでは、接着剤で痛みが激しく1年もちません。
被るタイプのかつらは、前方を両面テープで、
後方や側面をクリップで装着します。
独自メンテナンスでは、被るタイプのかつらは、
1週間から2週間に一度、シャンプーして両面テープを張り替えます。
更なる詳しい説明は別途メールなどで説明します。
本日はお勧めのリンクを私のブログに張り付けます。
https://tashiro0630.xsrv.jp/2021/03/22/ヘアースタイリングのプロ-003(段階的増毛)/
尚、写真は、かつら製造工場があるフィリピンで、
私が居住していたアラバンです。
手前から、ラビー/ビバント/アスペンのコンドミニアムで
今はその奥にもう一棟建っています。
フェスティバルスーパーモールまで徒歩5分以内の便利なところでした。
ヘアースタイリングのプロ-001(ヘアーカット) しばらく多忙だったので投稿が途切れていました。 「お金をかけない視力回復方法の電子BOOK」を作ってました。 いずれこちらでも公開します。 今回は、頭部形状計測復元システム作成上で起きた事象から ヘアースタイリングのプロが如何に威力を発揮しているかの お話になります。 かつら素材の人毛を購入してきてからは、1本づつ選別します。 白髪交じりの毛髪は品質に劣勢があるとの考えからです。 とある工場では、専門の選別者を30名ほど抱えています。 毎日、1本づつガラス板の上で選別します。 この毛髪を選別してからまた束に戻す技術は神業です。 私としてはこの避けられた白髪交じり(グレイヘアー)の 有効活用を考えて、店舗でのカット練習用かつら (トレーニングツーペ)に活用できないかと開発要員と 相談しました。 優秀な開発要員は、直ぐにグレイヘアーと通常ヘアーの 比較できるかつらを製造してくれました。 人毛はすべて表面処理着色されていますので、 どれがグレイヘアー使用かは見分けがつきません。 私にも全く見分けがつきませんでした。 そもそもトレーニングツーペとは何か? オーダーメイドかつらは、お客様に合わせたスタイリングに するために、装着時に必ず毛髪カットします。 お客様が納得行くようなスタイルを作ります。 ところが、カットし過ぎの問題が有ります。 カットし過ぎたかつらの毛髪は伸びてきません。 カットし過ぎたらアウトです。 こうした問題が起きない様に、事前にトレーニングします。 カットの技術的な指導を実際にかつらをカットして教授します。 この技術指導を実施するプロ中のプロに、 グレイヘアー使用かつらを黙って渡したら 一発で見破られて練習用に使う事を拒否されました。 見た目は誰にも分かりませんが、ハサミの感触が全然違うとの事。 こんな感触違い品ではトレーニングにならないとの事。 全く持って恐れ入りました。 ハサミの感触は数値に出来ない職人技の世界です。 しかし、そこが重要なのです。 大切なプロのこだわりの世界が一部垣間見れました。 このプロ集団には、その後も多方面で非常に助けられました。 かつらを単に製造するだけならば製造原価が低いので ぼろ儲けをしているように見られます。 しかし、お客様のスタ
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